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August 17, 2015

Windows10 Grade-up奮戦記

<マイクロソフトの路線変更>
 5月の何時ごろか記憶に定かでないが、突然PCの下ツールバーにWindowsの旗マークが出現し、何かと思ってクリックしてみると、Windows10へのグレードアップの案内でした。
 このグレードアップはこれまで次々新しいバージョンのOSソフトを開発し、それを有料(\20000~30000位だったか)で売りつけると言うのがマイクロソフトのビジネスモデルでしたが、今回からその路線を改め、無償とし、バージョンアップは10で最後とし、今後は10のソフトを都度改良し、無償でPC機器の寿命が尽きるまで面倒見るということのようです。無償アップグレードの期限は2015年7月29日から2016年7月28日までとか。 

<PC3台の内1台には案内ロゴが来ない>
 ところが小生はPCを3台使っているのですが、2台には案内マークのロゴが出てくのですが、1台にはどうしても出てこないので焦りました。
 何故3台かというと、1台はMeine Frau用のノートPC、もう一台は小生書斎用、もう一台はプリンターなどが繋いであります。最後の一台はXPのアップデートサービスを中止すると発表してからも、余りネットには繋がないし、XPのままでよいかと放置しておいたのですが、時々ネットで送られてきたデータを印刷しようとすると、「このPCは危険に曝されています」という警告がしょっちゅう出てきて、面倒くさいなあと思っているうちに、マイクロソフトが方針を変えて「Windows7と8を対象に1年間の期間限定でWindows10への無償アップグレード・サービスを提供する」と言う新聞発表を読み、それならばと、XPのまま放置していたPCを7を搭載した中古PCに買い替えることにしました(2万円くらいだった)。

<主力機種の書斎用PCにアップグレードのロゴか出てこない>
 ところが、プリンター接続用のサブ機種ではなく、日常的に主として使っている書斎用PCには、どうしてもアップグレード案内ロゴマークが出てこないので、焦りました。
 しかも書斎用PCはWindows7Proffesionalという上位バージョンだのに、です。
 焦ったあげく、もう一度アップグレードが可能な要件をチェックしてみると、
「正規の Windows 7 または Windows 8/8.1 を搭載し、アップグレード対象と指定されたデバイスであれば、Windows 10 に無料でアップグレードすることができます。
CPU: 1GHz以上
メモリ: 32 ビット版では 1 G以上B、64 ビット版では 2 GB以上
ハード ディスクの空き領域: 32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB」
小生の書斎用PCチェックしてみたら、64ビット版なのに、メモリーが1GBしかないことが判明しました。
32よりも64ビットのほうが上位機種だら良いだろうと簡単に考えたのが間違いでした。
 そこでアマゾン経由で1GBと2GBのメモリーを取り寄せて、筐体を開けて2枚のメモリーをMemory Slotにセットし、メモリーを4GBに増強して、7/29のアップグレード開始日に備えました。

<驚いたことに書斎用PCに真っ先にアップグレード開始可能の案内が来た>
 7/29には一泊旅行に出かけていたので、7/30に恐る恐る書斎用PCを起動したところ、「あら不思議」案内ロゴマークが出て来たのみならず、そのロゴをクリックしたところ「準備が整いました。アップグレードしますか?」という案内が出てきました。
 早速、作業に取り掛かりましたが、約2時間くらいの時間を要しましたが、無事アップグレード→新OSのインストールを完了しまた。
 新しいOSというのは、当初何となく違和感があるものですが、8で廃止されていて、評判が悪かったスタート・アイコンも復活し、全く違和感がありません。
 銀行などが「ネットバンキングなどが円滑に動かない可能性があるので、アップグレードをしばらく見合わせるように」との案内を出している銀行などもあるようですが、小生が取引している銀行、証券などのネット取引は全く問題なく動きました。  

 以上各位にいささかでもご参考になればと思い、拙いWindows10 Grade-up奮戦記を掲示する次第です。

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