成田・羽田間にリニアモーター・カーを!
11/5の朝日に「羽田・成田30分で結ぶ鉄道を」と言うルフトハンザ日本支社長の提言が出ている。仁川などのアジアのハブ空港に対抗するためにはこれしかないとわが意を得たりという感じ。
つまり、羽田と成田を一つの空港として一体的に運用し、国際線・国内線・近距離国際線の乗り継ぎを容易にする以外にアジアの他のハブ空港に対抗する方法はないということだ。場合によっては乗り継ぎ客のリニア運賃はただにしても良い。
2027年名古屋まで、2045年大阪まで開通と言う迂遠な話ではなく、此処にこそ我が国の誇る最先端技術であるリニアモーターカーの路線を先行敷設するべきではないか? 高々100キロ以下の距離しかないのだから、数年もあれば開通出来るだろう。
成田開港前にも、まだリニアの技術が確立していない時期に西ドイツでその魁となるプロトモデル(ジェットエンジンで地上を走行するようなものだったと記憶している)が開発されたと聞き、JALの担当者が早速現物を見学に行ったとJALの知人から聞いたことがある。
当時のJALは輝ける日本のFlag Carrierで、自社のことだけでなく、日本全体の交通システムを如何すべきかを考える気宇壮大な構想力を持っていたように思われる。ジリ貧のJALにはそのような余裕すらあるまい。残念なことだ。
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